趣味(SL)

蒸気機関車(Steam Locomotives)の魅力

 中学から高校時代は、蒸気機関車(SL)に夢中になりました。当時(1970~1975)は国鉄SLの最晩年期、私にとっては高校、大学受験とも重なった時期でした。追いかけることが遠く困難で、多少の後ろめたさがあった分、余計に想いはつのるばかりでした。

 小遣い、アルバイト代を全て投入し、夜行列車での連泊を続け、カメラ、三脚、ポリタン、コッフェル、固形燃料、即席めんなどを詰めたリュックを背負った強行軍でしたが、本当にすばらしい時間でした。会えない時間は、時刻表と国土地理院の地図での妄想です。そんな受験生だった私を受け入れてくれた早稲田大学には今も感謝しています。

 現役SLの廃止とともに、一度は消滅した鉄道熱でした。しかし、2003年に特別研究期間をドイツで過ごした時のこと、ハンブルク中央駅でICEと並ぶDBの赤い客車たちに直面して感激、一瞬、「これはまた始まるのかな」の予感。幸い大事には至っていませんが、改めて鉄道の良さを感じ、ゆっくり楽しみたいと思った次第です。

 

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湧網線(能取-常呂・1975)
湧網線(能取-常呂・1975)

 

湧網線(二見ヶ岡-網走・1975)
湧網線(二見ヶ岡-網走・1975)

 

山陰本線(黒井村・1973)
山陰本線(黒井村・1973)

 

山陰本線(小串-湯玉・1973)
山陰本線(小串-湯玉・1973)

 

宗谷本線(和寒・1974)
宗谷本線(和寒・1974)

 

宗谷本線(和寒-塩狩・1974)
宗谷本線(和寒-塩狩・1974)

 

宗谷本線(名寄・1974)
宗谷本線(名寄・1974)

 

幌内線(三笠-幌内・1975)
幌内線(三笠-幌内・1975)

 

室蘭本線(栗丘-栗山・1974)
迫力に身体が震えました。室蘭本線(栗丘-栗山・1974)

 

ハンブルク中央駅(2003)
ハンブルク中央駅(2003)

 

客車急行の窓から(フランス・2003)
客車急行の窓から(フランス・2003)

 

ユーロスターでロンドンへ(ブリュッセル・2003)
ユーロスターでロンドンへ(ブリュッセル・2003)

 

蒸気機関車(Steam Locomotives)の魅力(その2)

 中学1年末の3月20日、友人のM君たちに誘われて、京浜東北線の鶴見駅にむかい、そこで、初めての鉄道写真を撮りました。

 早朝でしたが、次々にやって来る高島線の貨物列車(D51)、九州からのブルートレイン―あさかぜ、富士、はやぶさ、みずほ、さくら、さらに、特急あまぎ、急行東海、銀河などが眼前を通り過ぎていきました。まさに一目惚れをしてしまい、この日は、「運命の一日」となりました。

 

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初めてのSL写真です。高島線(新子安-鶴見・1970)
初めてのSL写真です。高島線(新子安-鶴見・1970)

 

高島線(新鶴見-鶴見・1970)
高島線(新鶴見-鶴見・1970)

 

足尾線(神土<ごうど>-草木・1970)
足尾線(神土<ごうど>-草木・1970)

 

関西本線(加太-中在家信号場・1973)
関西本線(加太-中在家信号場・1973)

 

七尾線(能登中島ー西岸・1973)
七尾線(能登中島ー西岸・1973)

 

山陰本線(特牛<こっとい>-滝部・1973)
山陰本線(特牛<こっとい>-滝部・1973)

 

山陰本線(特牛<こっとい>-滝部・1973)
山陰本線(特牛<こっとい>-滝部・1973)

 

日中線(会津加納-熱塩・1974)
日中線(会津加納-熱塩・1974)

 

名寄本線(上興部<かみおこっぺ>-一ノ橋・1974)
名寄本線(上興部<かみおこっぺ>-一ノ橋・1974)

 

湧網線(網走-二見ヶ岡・1974)
湧網線(網走-二見ヶ岡・1974)

 

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高校入学の頃・小海線(小諸・1972)
高校入学の頃・小海線(小諸・1972)